【アスペクト比】(あすぺくとひ/aspect ratio)
両両の横と縦の⻑さの比。
テレビジョンの方式によりその比率は異なるが、日本では一般的なNTSC方式が標準で、4:3の比率をとっています。画像処理に使用されるカメラ(エリアセンサ)もほとんどがこの比率です。
したがって、画像処理系で1:1で画像処理を行う必要があるときは、入力映像信号をA/D変換する際にサンプリング周波数を工夫するなどの補正手段が必要となります。
なお、CCDなどの固体撮像素子のカメラでも、使用されている固体撮像素子の各受光エレメントの横と縦のサイズ比をいう場合があるので、混乱を避けるため、ここでは画像処理以外でも使用されるテレビジョンの方式での横と縦の比率を定義としています。
また外国ではSECAM方式やPAL方式が使用されていますが、これもNTSC方式と同様4:3の比率になっています。
[関連用語:エリアセンサ]