東京の中心をグルグル回っている山手線ですが、朝の通勤時など、ホームから出ていった電車がまだ見えているのに次の電車が入ってくる。それほど、次から次へと電車が運行しています。
さて、この山手線の電車ですが、いったい1日に何周回って、何Km走っているのでしょうか?
山手線の車両台数
山手線は、東京駅、品川駅、渋谷駅、新宿駅、池袋駅、上野駅といった、主要な駅を環状に結びグルグル回っている、まさに、東京の大動脈ともいえる線です。
本数が最も多いのは通勤時の8時台で、内回り、外回りとも約2、3分ごとに電車がきます。
そんな山手線ですが、車両はいった何台あるのでしょうか?
答えは、計52台です。
朝の8時台では、52台中48台が走行しています。
1日に何周しているの?
車両の編成によって変わるのですが、最も長く走っている車両は、始発から終電までグルグルと回っています。
その周回は約20周です。
何Km走っているの?
山手線の1周は34.5Kmです。これを約1時間で1周します。
ということは、20周走ったとすると、その距離は690Kmになります。
この距離は、東京から青森県の野辺地駅(下北半島の付け根)付近まで走っているという計算になります。
運転士の数
これだけの本数と距離を走る山手線を運行させるには、当然、運転士が当然です。
では、何人の運転士が山手線を動かしているか?
運転士の勤務体制を大きく分けると、長時間の「泊まり勤務」と短時間の「日勤」がありますが、山手線の運行には、それらを合わせ総勢で約300人が在籍しています。
ちなみに、運転士の交代は、車庫のある池袋駅、もしくは大崎駅で行っています。
さいごに
山手線の電車は、1本あたり11両編成です。
ということは、全52台ある山手線の車両数は572両となります。
これだけの車両がグルグル回り続け、特に通勤時など、2分おきに電車がくるのに、その都度ホームでは長蛇の列ができる・・・。
東京って、ほんと人が多すぎですよね!