私は『レバニラ炒め』が好きで、外食先でもメニューにあるとよく注文するのですが、いつも疑問に思っていることがありました。
お店によって、『レバニラ炒め』と書いてあるところもあるし、『ニラレバ炒め』と書いてあるところがあります。
これって、どちらが正しいのでしょう?
個人的には、レバーが主となっている料理だと思うので、『レバニラ』が正しいのでは? とは思っているのですが…。
ちなみに、Googleでの検索結果は「レバニラ:約 791,000 件」「ニラレバ:約 271,000 件」で圧倒的に「レバニラ」が多いです。
そこで、いつも食べに行っている中華料理店の店員さんに聞いてみました。
レバニラ?ニラレバ?炒めとは
そもそもこの料理は、牛や豚のレバーをニラやもやし、ショウガなどと一緒にに炒めて、調味料(醤油、塩、コショウ、オイスターソース)で味付けした中華料理です。
中華料理店にて出されることの多い定番のメニューで、レバーの味や食感、ニラの独特の香りを楽しめます。(調理前にレバーを牛乳で浸しておくと、レバー独特の匂いがなくなるらしいですよ。)
『レバニラ炒め』『ニラレバ炒め』どっち?
私がお話をうかがったそのお店の方は、日本に移り住んでもう30年以上もたっているとのことで、かなり日本語も堪能なおじんさんです。
そのおじさんいわく、この料理を中国語で書くと『韮菜炒牛肝』と書くのだそうです。
字をよくみると、ニラの菜(葉)を炒める牛の肝と書くので、日本語として読むのであれば、『ニラレバ炒め』が正しいよ!と言っていました。
結論
正解は『ニラレバ炒め』でした!
たぶん中国の方が言っているので、間違いないかと思います。
どちらが主の料理なのかということではなく、料理名の字を見ればよかったんですね。
“Googleの検索結果が常に正しいとは限らない”ということも、今回勉強になりました。