先日、友人とスーパー銭湯に行ったのですが、その施設のロッカーは、無料ではあるものの、使用する際に100円を入れて、鍵を解除した時に100円が戻ってくるというタイプのロッカーでした。
このタイプのロッカーって、公共施設なんかでよく見かけるのですが、これって、かなり面倒じゃないですか?
どうせ戻ってくるのに、なぜわざわざ100円を入れるんでしょう?
100円玉がなかったら、わざわざ両替しなければいけませんしね…。
そこで、少し調べてみたところ、それなりにちゃんとした理由があるようです。
なぜ無料なのに100円を入れるのか?
結論からいうと、抑止のため!
では、なんのための抑止なのか?
1つ目は、鍵の持ち帰りを防ぐため!
100円を入れることなく完全に無料にしてしまうと、鍵を持って帰ってしまう人が多いようです。特に、子供がいたずらで抜き取っていってしまうようですね。
鍵がなくなり、新たに鍵を作ると数千円かかってしまうらしく、コスト的にもばかになりません。
そのため、あえて100円を入れさせることで、鍵の持ち帰りを防ぐ抑止となっています。
また、10円ではなく、あえて100円にしているのは、より強い抑止に繋げたいからなのではないでしょうか。
現に、駅前にあるパチンコ店などでは、駅のロッカー代わりに気軽に使われないよう、100円ではなく、500円玉を入れさせるところもあるみたいです。
2つ目は、1人が複数のロッカーを使うのを防ぐため!
1人で複数のロッカーを占領してしまうこと、他の人が使えなくなってしまいますよね。ですので、そんな使われ方をされないための抑止として、100円を入れさせるようです。
特に、混雑するような施設ではただでさえロッカー不足なのに、1人でいくつも使われてしまうと困ってしまいますもんね。
まとめ
そのほかにも銭湯などでは、戻ってきた100円で“近くにある自販機でドリンクを買わせよう”という経営的な戦略もあるのでは? という意見もあります。
今回調べてみたら“なるほどねぇ~”と納得してしまいました。
確かに“100円を入れる”という手軽なハードルを定めることで、マナー違反をする人への“抑止”となるんですね!
本記事作成に当って下記サイトを参考にさせていただきました。
ありがとうございました。
http://nanairopetal.com/archives/3588
http://zatsugaku-unchiku.seesaa.net/article/396705450.html
http://tukurikata.pya.jp/archives/5476