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実は耳を塞いでいる“ムンクの「叫び!」”作者の病気と関係が!

ノルウェー出身の画家ムンクの代表作である絵画「叫び」は、あまりにも有名ですよね!

作品名が「叫び」ですので、てっきり叫んでいるのかと思ってしまいますが、実際は違うようです。

絵を見ると、背景には血を思わせるかのような真っ赤な夕焼けがあり、中央にいる人物は双方の手で顔をおさえ、何かを叫んでかのように見えます。

しかし実は、この人物は幻聴(絶叫)を聞いて、その恐怖から耳をおさえ必死に恐怖心と戦っている様子を描いた絵なのです。

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エドヴァルド・ムンクは統合失調症を患っていた

絵画「叫び」の作者はエドヴァルド・ムンクという人です。

ムンクがこの「叫び」という絵画を描いた背景には、作者が患っていた病気「統合失調症」と関係があります。

統合失調症とは、およそ100人に1人の割合で発症する、精神疾患の代表的な病の1つです。

元来、統合失調症は「精神(心)分裂する」病気であるため、精神分裂症という病名で呼ばれていました。

統合失調症の症状は、一般的には「幻聴」「幻覚」「異常行動」などが挙げられます。

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ムンクもこの統合失調症により「幻聴」や「幻覚」、「妄想」といった症状にひどく悩まされていたようです。

そして、「幻聴」「幻覚」「妄想」といったムンク自身の実体験をもとにして誕生したのが「叫び」という絵画なのです。

ムンクも自身の日記に次のように記しています。

私は2人の友人と歩道を歩いていた。
太陽は沈みかけていた。
突然、空が血の赤色に変わった。
私は立ち止まり、酷い疲れを感じて柵に寄り掛かった。
それは炎の舌と血とが青黒いフィヨルドと町並みに被さるようであった。
友人は歩き続けたが、私はそこに立ち尽くしたまま不安に震え、戦っていた。
そして私は、自然を貫く果てしない叫びを聴いた。

なぜ統合失調症を患ったのか?

ムンクは恋愛関係のもつれで発砲事件が起きてしまい、自身の左手中指(関節の一部)を失ってしまいました。

この事件がムンクの精神状態を不安定にさせた原因の1つだとされています。その後、ムンクはアルコール依存症になり、後に統合失調症と診断されることになります。

統合失調症は精神に大きなダメージを受けることで発症するケースが多いようです。

「叫び」という作品は5点ある

ムンクの作品は、不安や孤独をテーマに書かれた作品が多数あり、この「叫び」もパステル画やテンペラ画など5点あります。

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※画像参照元:Wikipediaより