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IoT時代の通信技術!可能性無限大『Bluetooth 5』!

近年、発売されるほぼすべてのノートパソコンやタブレット、スマートフォンにはご存知のとおり、Bluetoothが搭載されています。

Bluetooth 4.0は2010年にリリースされた規格ですが、Bluetooth 4.0においての大きな変化は、大幅な省電力化した「Bluetooth Low Energy(BLE)」が追加されたことで、このBLE機能の追加により、ボタン電池1つで数ヵ月から数年の間、デバイスを稼働できるようになりました。

そしてついに、2016年12月、Bluetoothの最新バージョン「Bluetooth Core Specification v5.0」がBluetooth SIGよりリリースされました。

この『Bluetooth 5』規格は、先日発表されたiPhone 8/Xに搭載されたことによっても話題となりました。

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『Bluetooth 5』になって変わったこと!

Bluetooth 5では、Bluetooth 4.0より追加された機能であるBLEの省電力化はそのままに、通信範囲がさらに拡大しただけでなく、通信速度の向上メッシュ機能ブロードキャスト機能など、いくつもの機能の追加・改良が行われました。

通信範囲を拡張するオプション(BLR)では、Bluetooth 4.2の1 Mbpsから500 kbps、125 kbpsへ伝送レートを低くしたことと、誤り訂正能力を高めたことにより、通信可能距離がこれまでより向上しました。

音楽を高音質で楽しめる

伝送レートをBLEの2倍に高めるオプション(2LE)では、高速データ伝送ができるということから、この特長を活かし、今後はヘッドフォンやスピーカなどでの活用が期待できます。

これまで、音質にこだわるため、音楽を聞く際にヘッドフォンやイヤフォンをコードで接続していた方も、Bluetooth 5であれば高い音質が確保できます。そのため、今後はBluetoothを用いた無線接続が増えるのではないかと思います。

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新しい情報提供サービスが出てくるかも

さらにBluetooth 5では、アドバタイズチャネルのデータ長が拡張されました。これにより、位置情報やビーコン、ナビゲーションなど、今までになかった新しい情報提供のサービスが増えるのではないかと予想されます。

たとえば、GPS信号の届かない地下や建物の中においても、Bluetoothセンサを用いることによって、位置情報をユーザーに提供することができるため、利用者を目的地へと案内できるなど、これまでにはできなかったサービスを提供できるようになります。

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メッシュ機能で拡がる通信距離

このほか、Bluetooth 5では、メッシュ機能が追加されました。この機能は、従来の1対1での通信だけでなく、バケツリレーのように近隣のデバイスからの情報を、他のデバイスへ伝送できる機能です。

先ほど、BLRにより通信距離が向上したと書きましたが、このBLRに加え今回メッシュ機能が追加されたことで、より通信可能距離が拡張しました。

これまで、1対1のデバイス間でしか通信できなかったものが、メッシュ機能により省電力を維持したまま、より遠くに情報を伝送できるようになりました。

まとめ

今後、Bluetooth 5搭載のデバイスがさらに普及することで、手元の1台のスマートフォンで家の中の各部屋の照明をOn/Offできたり、エアコンの温度調節ができたりなど、私たちの生活もどんどん便利になっていくのではないでしょうか。

また、商業的な面からみても、たとえばドローンで用いるなど、新しいビジネスの創出に繋がるのではないかと思います。

今後のさらなる発展と普及に期待したいところです。